2016年2月2日火曜日

タカノフルーツパーラー セットランチ フルーツサンドウィッチ、苺とチョコレートのパフェ


ディオールなどのファッションフロアで、このお店も同じくファッション系のような外観でオシャレさを感じる。フルーツパーラーらしい色彩の鮮やかさを感じる店内で、床やソファー、天井などが色の温度や濃さの異なるクリーム色で合わせられていて、落ち着いていて上品さを感じる。黒いテーブルにシルバーの端面、黒い支柱がアクセントになっている。


横浜髙島屋店オリジナルメニューの「Seasonal time menu」というサンドウィッチとデザートのセットランチしました。サンドウィッチは通常のハーフサイズで「クラブハウスサンドウィッチ」「フルーツサンドウィッチ」「ローストビーフサンドウィッチ」の3種類から選べます。パフェは月替わりで2月は「苺とチョコレートのパフェ」です。


注文をして少しするとテーブルセッティングされます。この対応がとても丁寧でフレンチレストランを彷彿させる。


Seasonal time menu (1620)
まずコーヒーから飲むと、これが本格的でおいしい。しっかりとした香りと味わいで、澄みすぎてもなく、後半からのるコーヒーの苦味が余韻になり、ちょうど良い。


フルーツサンドは香りからして美味しく、フレッシュなフルーツそのものがふわんと香り、その香りに誘われるままに口へ運ぶと素直においしい。やはりフルーツそれぞれの味わいが発ち、クリームがまとめ上げる。一口で食べられるサイズもよく、口の中で良い感じで混じり合い、フルーツが戻り香となって鼻腔をくすぐる。


入っているフルーツが異なり、食べていて楽しくなります。


あともう少しでサンドウィッチを食べ終わってしまう。まだずっと食べていたい。


苺とチョコレートのパフェ
でーんっときました。色々な苺のスイーツが盛られている。


まず、苺そのものがおいしい。甘味と酸味のバランスがとてもよく、後味が苺を食べたと実感できるもの。最近は甘味が強く舌に残るタイプも多いなか、これは本格派の王道な苺。ジェラードはねっとりとしながらも滑らかで、ジェラードとしては他にもおいしいお店であるぐらい。ブラウニーのケーキやアイスはもっさりとした黒い味わいで少し曇った暗さを感じるが、それと対照的な苺の味わいが活きる。苺とブラウニーはあまり相性よくない感じなのでできるだけ分けて食べた方が美味しく食べられる。


少し掘り下げると出てくるカキ氷になった苺がまたおいしい。人工的な要素が微塵もなく、水っぽさも微塵もなく、苺だけで氷がこんなに苺らしい味わいなのには驚愕する。シロップをかけた味ではないので、苺を何かしらで凍らせているのだと思うが、苺の酸味もあるところが素晴らしい。


次の生クリームに到達する時には生クリームが冷たさで固まり、その食感や口溶けも楽しい。ジュレは食感は楽しみつつも薄味なのでぼんやりするが、最後に底にある苺が酸味が強く、苺らしい酸っぱさがあって締めくくりに相応しい。

すばらしい上質な味わい。コーヒーからサンドウィッチ、パフェとフルーツだけでなく、すべてにおいて上質です。また、同じくスタッフの方は丁寧な対応でこちらにも上品さを感じる。決して安くはないが、価格以上に満足を得られる。とてもお薦めできるランチセットです。

タカノフルーツパーラー 横浜髙島屋店
横浜市西区南幸1-6-31 横浜タカシマヤ2F 045-316-0538 10:00-20:00