2015年9月26日土曜日

パティスリー モンシェール 幸福袋、栗の幸福袋、クッキーシュ



幸福袋(ハッピーポーチ)391
堂島ロールのクリーム、カスタードクリームがもっちりしたクレープ生地で包まれたもの。堂島ロールのクリームが好きな人にはたっぷりクリームを食べられる一品。



栗の幸福袋(ハッピーポーチ)432
こちらも堂島ロールのクリームがたっぷりで、それに加えて栗、栗風味クレープ、カスタードクリームも栗風味になっている。



クッキーシュ 293 新商品
クッキー生地だが薄いので疎なつながりで食感がよく、中には溢れんばかりのクリームが入っている。バニラビーンズも沢山入り、全体として上品で大人向けに耐えうるシュークリーム。おいしい。

パティスリー モンシェール 横浜高島屋店
横浜市西区南幸1-6-31 横浜タカシマヤ B1F 045-620-0882

2015年9月25日金曜日

青りんご丸ごと ブラムリー


小布施には栗を目当てに行ったはずが、りんごのおいしさに魅せられた。特にりんごの品種であるブラムリーには驚かされた。ヴァンヴェールさんの生サーモンのオードブル、パティスリーロントさんのタルトカンパーニュ、小布施屋ジェラートさんのブラムリーのシャーベットなどどれも突き抜ける酸味がブルゴーニュワインに通じていてすばらしい。


ブラムリー丸ごとを入手し、まずはいちょう切りにしたものを生で、そして1つはそのまま、もう一つは三盆糖を加えて電子レンジで軽く温めた。生は酸味と甘味ともに輪郭がぼやけていて雲がかかったような状態。小布施で食べたときと全く違うのでりんごの個体差かと思いながら温めた方を食べると「すばらしい」味わい。突き抜ける酸味とそれに寄り添うりんごの甘味、パーっと広がり弾ける爽快感がある。三盆糖を加えたものは膨らみと立体感が出る。特に、生のままと温めたものでは全くの別物で、変化が極端に大きくて楽しめるので比較するのをお薦めします。それにしてもこのりんごはすごいです。

2015年9月24日木曜日

Patisserie Rond-to (パティスリー ロント) ショーソンポム @小布施


前日に店内から持ち帰りにしたショーソンポム(320税抜)。


パイ生地にりんごを詰めて半分にたたんだショーソン。オーブンで温めたショーソンポムは木の葉を模した形から想像される通り、枯れ葉を積み重ねたかのように生地がサクサクサクッと歯ざわりがよい。りんごの酸味がしっかりあり、果実の甘味、生地とのバランスがとてもよく。おいしい。お店で食べたタルトタタン、タルトカンパーニュと、それぞれスタイルは異なるが同じくらいおいしい。

Patisserie Rond-to (パティスリー ロント) ※リンクは小布施町公式ホームページ
長野県上高井郡小布施町小布施534 026-247-2057 09:30-19:00 火休

2015年9月23日水曜日

小布施屋ジェラート フレッシュオブセ牛乳と青りんごブラムリーのシャーベット @小布施


パティスリーロントさんのタルトに続き、昨日飲んだオブセ牛乳のジェラートを食べるために、再び小布施町6次産業センターにきた。


小布施栗のジェラートにも惹かれるが、やはり食べたいのはオブセ牛乳のジェラートとブラムリー。


フレッシュオブセ牛乳と青りんごブラムリーのシャーベット
ダブルをカップで370円。フレッシュオブセ牛乳のジェラートは牛乳のときにあった個性もしっかりとある旨味がはっきりとある。口溶けと味わいの後半に残る牛乳の旨味とのバランスがすばらしい。そして、青りんごブラムリーのシャーベットがりんご本来の酸味を伴うおいしさがいっぱいで美味しい。ブラムリーは青リンゴや紅玉などと違う突き抜ける爽快さを持つのが特徴。状態の良いワインに通じる新しいリンゴの世界がそこにある。

美味しいカレーを食べたくなったので、清里のロックさんへ向かうことにした。今回の小布施はこれで終了です。次は、まず長野自動車道でケバブをいただきました。

Patisserie Rond-to (パティスリー ロント) タルトタタン、タルトカンパーニュ @小布施


カフェ・ド・コチさんでのゆったりとした朝食の後少し散策して、ロントさん開店時間09:30に対して09:40ごろに到着した。すでに店内は混雑している。この時期にしか食べられないタルトタタンがすぐ品切れになってしまう。でも大丈夫、昨日に店頭で予約をしておきました。


シェフの樋田さんはラ・ロシェルやオーボンビュータン系列でフランス菓子を担当されていたそうです。すごい経歴です。写真は売り場側の一部。


ちょうど席が空いたので店内で食べていきます。タルトタタン(350税抜)、タルトカンパーニュ(250税抜)を店内でいただき、ショーソンポム(320税抜)は持ち帰ることにした。モンブランも気になるが今回はリンゴに集中する。待っている間に店頭ではタルトタタンが売り切れた。


しばらく待っていると、タルトタタンとタルトカンパーニュ、そして紅茶が到着した。


タルトカンパーニュ
タルトカンパーニュは小布施の青リンゴBramley(ブラムリー)を使った田舎風りんごパイ。パイはサクサクでブラムリーのりんご風味が本当に爽やか。心地よく突き抜ける風味は格別の次元にいておいしい。ブルゴーニュワインでもボディが中庸で明るく突き抜けるタイプ、かつ状態がよいもので1erクラス。本当に美しい。


タルトタタン
タルトタタンは小布施の紅玉を使ったタルトでこの時期にしか作られない。薄いパイ生地を除くと、すべて半透明な紅玉色のテリーヌのような美しい外観になっている。上品なりんご本来の美味しさが出ている。とてもバランスが絶妙なタイルタタン。とても高い次元で完成されている。


お店を出るときには完売の張り紙が出ていた。

すごい。タルトカンパーニュを先に食べて、あまりにもリンゴのブラムリーによる鮮烈さとバランスのよさで順番が逆だったかもしれないと心配になったが、タルトタタンは絶妙なバランス。ともにすばらしいのひと言です。近くにあったら相当な頻度で購入するレベルのお店。温かく完璧な温度で提供され、出来上がってから時間を置かずに食べられるので、できれば店内で食べたほうがよいと思います。

続いて昨日飲んだ牛乳がおいしかった、オブセ牛乳さんのジェラートを食べに向かいます

Patisserie Rond-to (パティスリー ロント) ※リンクは小布施町公式ホームページ
長野県上高井郡小布施町小布施534 026-247-2057 09:30-19:00 火休

2015年9月22日火曜日

ヤマザキファーム 小布施栗・焼き栗


小布施堂さん経由、北斎館のあと、周囲を歩いていると焼き栗のノボリと香ばしい香りが漂ってきた。


ほっこりでかうま!焼ぐり の看板


ポン焼き機で焼かれている


本当に大きい栗で立派! 小布施堂さんの裏でみた栗の2周り以上大きい。


栗本来の甘味と旨味、それに焼きが入った香ばしいおいしさも加わる。おいしい。

甘い物で満たされたので、次は日本酒の酒蔵さん 桝一市村酒造場さんに向かいます

ヤマザキファーム 小布施栗農場
長野県上高井郡小布施町大字小布施林1915-1 026-247-4107

小布施堂 朱雀 @小布施


朝に予約したチケットを持って小布施堂さんへ向かう。


9月中旬から1ヶ月だけ販売し、1日限定400個の朱雀は売り切れ。スムーズに案内してもらった。


靴を脱ぎ座敷に上がると、他の席には長い待ち時間を共にした方々の顔がある。


しばし待ち、お盆で提供される。


迫力の大きさ、そして細く自然な色あいの栗


箸とスプーンがお盆に置かれていて、この細い栗餡をつまむとまるで蕎麦のようにハリを保ちながら、しなる。


糸状の栗餡は、栗の実そのもので、渋皮や焼いた香ばしさなどはなく、中央の無垢な栗の風味そのもの。和風の栗菓子で、茶会の上品さと素朴さの中間やや上品寄り。中央にはねっとりした舌触りの甘味がしっかりとした黄金色の餡がある。細い糸状の餡の見た目と大きさのインパクトがあり、素材の味も素直に出ているところが特徴だと思います。大きいが故にお腹一杯になり十分に満足しきるので、あともう少し食べたいなという感覚がなかった。


こちらはお店裏で調理を待つ栗。つやつやしている。

比較するものでもないが栗菓子だと、すやさんの栗きんとんの方が栗の旨みが凝縮されていて上品にまとまっているので好み。洋風なケーキも入れるとブルゴーニュワインを彷彿させるエレガントなユージアジキさんのモンブラン各種、そして何十奏かの栗のハーモニーを楽しめ和風な心地よさもあるナッシュカッツェさんのモンブランの方が好みです。


食後の腹ごなしに北斎館へ。版画はなく肉筆画が数枚展示されており、人物や龍の絵画は動きは表現されてない。そのため、ある時点を切り取った絵になっているが、人物や龍が「生きている」と思わせる凄さがある。ゴッホのような動きや意思の訴えではなく、人が静止していながら「生」を感じられるところがゴッホとタイプは異なるが同様にすごい。

感動したところで、またぶらぶらと小布施の町を散策します。